淡路島は、「始まりの地」と言われています。
それは、「古事記」の「国生み神話」に由来があるそうです。
伊弉諾尊と伊弉冉尊が次々と島を生んだ最初の島とされるのが
淡路島だと言います。
10月の初め、淡路島で開催される3日間のワークショップに参加しました。
私にとっても、次のステージに向けた気づきがあったので
それらを振り返りまとめていきます。
淡路島3DAYSワークショップに参加したきっかけは?
淡路島3DAYSワークショップは、
正式名称は、「岡部明美・大塚あやこ3daysワークショップin淡路島」です。
私がこのWSに参加した理由は、
師匠の大塚あやこさんの影響もありますが、
自分自身が抱えている問題への突破口を開きたいと思ったからです。
その問題とは、ペットロスにより全てが無になったと感じていた私の未来の方向性です。
何をしたい、やりたいという前向きな気持ちを持てず、
それでも何か仕事をしていきたいという葛藤の中、
私の魂が本当に望むことがなんなのか、そのヒントを得たいと思ったのです。
止まってしまった時間を動かすための
方向性とキッカケが欲しい、
それがWSに参加を決めた大きな理由です。
もう一つは、
始まりの地と言われる淡路島に行ってみたかったから。
もしかしたら、こちらの方が
動機としては大きかったかもしれません。
淡路島 3DAYSワークショップ振り返り
このWSでどんなことが行われるのか、
私には全く予想がつきませんでした。
何かを学べる、体験できる、そんな場かなあと思っていました。
講師の大塚あやこ(以下あやさん)さんはビリーフリセットの師匠で面識もありますが、
岡部明美(以下明美ちゃん)さんは、師匠の師匠であり、すごいワークやセッションをするすごい人
という認識しかありませんでした。
この「すごい」という噂に呑まれた私は
明美ちゃんと会うのがちょっと怖い、、って印象でした。
結論からすると、やはり「すごい」方でしたが
怖くはありませんでした。
一言で表すと「するどい」
これは、刃の鋭さとは違います。
相手の状況や無自覚に信じている自分自身を
瞬時に嗅ぎ分けて
的確な言葉を投げかける。
つかんで、揺すぶって、気づかせるプロセスを
短時間で構築するスタイルを
「するどい」と感じたのです。
私は2人のするどい感覚と卓越したスキルによって引き出される
心の中のストーリー、それを通じての癒やしを間近に見ながら
私の中にも気づきが生まれるのを感じました。
ここからは、この濃密な三日間(以下、淡路島WS)での気づきを
簡単にまとめてみました。
淡路島WS気づき①
\自立がキーワードだった/
父の死によって10歳にして
「一家の大黒柱になる!」宣言をした私は
自立をテーマにしていました。
教員になったのもその影響があります。
早期退職してからも、
自分ビジネスで成功する!と息巻いていたのも
自立せねばならぬと心底思っていたからです。
でもそれは、何かに追い立てられるかのように頑張ることで
結果的に自立を果たしていたのだと気づきました
明美ちゃんのセッションからもそのことを強く意識し、
本当の自分が望む自立をしたいと強く思いました。
本当の私で自立するには、
私自身が今まで囚われていたものをリセットし
私の本当の望みを知ることが不可欠です。
そのためには、
「しないと」「せねば」で行動しがちなパターンから
抜け出すことが必要だと思い知りました。
淡路島WS気づき②
\癒されてない小さな私がいた/
明美ちゃんからのセッションで
とても印象的だったことの一つが
自分の中の小さい自分を探しに行ったこと。
明美ちゃんの誘導で見つけた小さい私は
隠れるようにして外に出ようとしませんでした。
そして、
「私のせい、私のせい」とまるで自分を責めるかのような
言葉を繰り返していました。
それを見た時、聞いた時
本当にショックを受けました。
そういえば私は子どもの頃、
できないことや失敗したことをよく叱られていました。
そこから私は
「ちゃんとできない私はダメ」と
自分を責める癖がついてしまったようです。
「ちゃんとできなくてもいいんだよ」
「そのままでいいんだよ」
って小さな私を癒してあげたいと思った気づきでした。
淡路島WS気づき③
\まだこのままでいい/
このWSに参加した大きな目標の1つが
これからの方向性をいつけることでした。
だから私は、
何かしらやることや、目指すこと、
せめても何をするのかという方向性だけは
得て帰りたいと思っていました。
だけど、そうじゃないんだなあってことにも気づきました。
60歳になって、残りの人生をどう生きるかは
仕事を見つけることが最優先ではなかったのです。
まずは、自分が何を大事にしていきたいのか
どんな生き方をしたいのか、
それを探求することが大事だと思いました。
そういえば、別に急いで働かなければいけないこともない。
これも、
「何か仕事をしなきゃ」
「何かしら人(社会)の役に立たなきゃ」という
ベキネバ思考が突いたからって気がついたんです。
だから、
「これがしたい!」「こんなことをやりたい!」
て、動き出すまでは、
このままのんびりと自分の思うように生きてみるのも
ありなのかなあって思います。
ということで、
目標は達成したようなしてないような微妙な感じですが、
とても大きな気づきを得られる体験だったことは間違いありません。
講師の明美ちゃん、あやさん、
運営スタッフのやすよちゃんとえいじくん、
そして一緒に探究した皆さんに心から感謝しています。
淡路島WSで訪問した施設やレストラン
淡路島にはたくさんの宿泊施設や飲食店があります。
今回訪れたところも素敵なところばかりです。
最後にそれらを紹介していきます。
【望楼青海波】
宿泊もできる研修施設として人気の望楼青海波は、
名前の通り、オーシャンビューな客室と研修室、
広い庭が魅力的な施設でした。
部屋でゆっくりする時間はなかったのですが、
朝目覚めた時、窓から見える空と海に開放感を味わえました。
施設全景(横から見た)
施設のポリシー
豪華なロビー
部屋の窓から見える海
美味しい朝ごはん
【禅房 清寧】
大自然の中にぽっかりと浮かぶ木造の建築物、
100mにも及ぶ木製の禅堂では
自然と一体化したような感覚まで味わえる唯一無二の場です。
その美しい姿からメディアでも多く取り上げられ
リトリートを希望する方が後を経たない人気の施設です。
こちらでは、瞑想とランチを楽しみました。
何もしなくていい、
ただゆったりと呼吸し、イマココを感じる贅沢なひと時でした。
素材と調理法にこだわった禅房料理は目にも美しく
身体に美味しく沁み通る味わいでした。
禅房 清寧 Zen Wellness Retreat & Lofestyle
入り口からの全景
禅堂、めっちゃ開放感あります!
見晴らし最高です
禅堂ですが、ランチもいただけちゃいます
自然の恵みをいただきます
目にも美しい一品
【はじまりの島 海神人(アマン)の食卓】
天然木の大テーブルに供される淡路の海の幸、山の幸。
ダイナミックなようで繊細な味付けをされたお料理の数々を
お腹いっぱいいただきました。
広々とした店内は和風でありながらどこか異国も感じさせる
不思議な空間でした。
ライトアップも豪華な感じ
これ1枚板のテーブルなんです!
山海のご馳走をいただきます
【リストランテ スコーラ】
元々は小学校の校舎だった建物をリノベーションした観光スポットのじまスコーラ。
その2階部分に位置するのがこのリストランテです。
どこか教室の風情もありながらも
アンティークな調度品でおしゃれな空間に生まれ変わっています。
淡路島の野菜を生かしたメニューをうっとりと味わいました。
今回は、夜訪問したのでお店は閉まっていたのですが、
1階は観光客用に採れたて野菜の販売や
愛犬と楽しめるカフェがあるようです。
入り口です。暗くてちょっとわかりづらいですね。
前菜のサラダ
トマト味のパスタ
なんとこんなものまで・・・
【農家レストラン 陽・燦燦(はる・さんさん)】
島内を奥深くに、農園を併設した農家レストラン陽・燦燦があります。
懐かしい古民家風の作りですが、中に入るとそこは広いレストランスペース。
採れたてのお野菜も販売しています。
メニューはもちろん、採れたて野菜中心のお食事。
旬のお野菜は、そのままでも味が濃く、
薄い味付けが素材を際立たせていました。
お腹いっぱいだけどヘルシー!
たくさん食べても罪悪感ないのが嬉しいです。
古民家の作りが可愛らしい
のびのび、いい気持ちです!
お野菜たっぷりいただきます
最後までお読みくださりありがとうございました。
今回参加した
岡部明美・大塚あやこ3daysワークショップ in 淡路島の情報は
こちらをご覧ください。