起業というと、特別な人がすること、若い人がすることって思っていませんか？
実は、50代から起業する人も結構多いんですよ。
そうはいっても、失敗したら、、と考えると
起業なんてとんでもないって
思う方も多いかも・・・。
そこで、この記事では、
50代起業で失敗しないために、
失敗への備えができる情報をお届けしていきます。
50代起業は増えている？
50代で起業する人の割合は案外多いのです。
2021年に施策金融公庫が調査した
「2021年新規開業実態調査」によると、
起業する人の中で、50代が19.4%、60代以上が7.0%という結果が出ています。
ちなみに起業する人の平均年齢は43.7歳です。
そして、これは少しずつ上昇しているとのことです。
付け加えますと
男女比では男性の方が圧倒的に多いのですが、
女性の割合もゆるやかに増えています。
私の周りにも
50代で起業する女性は増えています。
それも、正社員（正職員）としての勤務経験がある方が、
早期にリタイアをして
起業をするという案件が多いのですよ。
ですから、
私がいる環境では50代女子の起業は
珍しくもなんともなくて、
むしろ、おめでとう〜って感じです。
50代起業で失敗しやすい人の特徴
50代起業、挑戦する人は増えていますが、
そうはいっても、うまくいかないと悩む人がいるのも事実です。
それを失敗、とは言い切れませんけど、
うまくいかないっていう方の共通点は
次の３つです。
50代起業で失敗する人の特徴①：他責思考
50代起業じゃなくても、
他責思考の人は物事がうまくいかないですよね。
何か問題があった時に、
他責思考の人は、誰かが悪いとか環境に問題がある、と責任を他に転化しがちです。
でも、他者や環境は変えることはできません。
そのことに対し、責任を自分に向けられないと、
失敗の原因や改善点について自分ごととして考えることができません。
起業は、より良い成果を出すために、
実践と改善を回していくことが大事です。
それができないと、失敗のままで終わってしまいます。
加えて、人のせいにしてばかりの人は、
信頼してもらえないですよね。
50代起業で失敗する人の特徴②：知識・情報不足
意外なのですが、起業する人の中には
きちんとリサーチや必要な学びをせずに
始めてしまう方もいらっしゃいます。
成功するには、成功するだけの理由があります。
だから、そういう人の成功例や
メンターからのフィードバックを得ることが
起業初期の人には必要です。
考えてもみてください、
ビジネスをするのにそのことに関する知識がない人を
信頼してお任せできますか？
お客様の気持ちを考えても
そのお仕事に必要な知識や、最新の情報は
しっかり得ておくことが大事ですね。
もちろん、ビジネスに関する知識も同じく
必要だと思います。
50代起業で失敗する人の特徴③：全て一人でやる
50代起業で失敗しちゃいそうな３つ目の特徴は
全て一人でやる、人に任せられない人です。
起業初期は、
とにかく大量に行動するので
自分一人でやることが多いのは事実です。
でも、自分でやれることに限りがあるし、
自分の考える、行動できる範囲にも限界があります。
人に頼ること、任せることも出てきます。
その時に人の手を借りることができず
自分だけで背負っちゃうと
できる範囲のことしかできず
それ以上進歩することができないのです。
逆に起業がうまくいっている人、
どんどん成長している人は
チームで仕事をしていることが多いです。
気がついて周りを見たら、一人だった・・
ってことにならないように気をつけたいなって
私も思っています。
50代起業で失敗する５つの理由は？
失敗するとしたらそれなりの理由もあるのです。
私の経験もですが、
周囲の人の声だったり、
様々な情報だったりから
特に初心者にこそ知っておいてほしいことをまとめました。
50代起業をこれから始めようと思う方、
始めているけどなかなかうまくいかない方は
次の５つの点を注意すると失敗を防げます。
50代起業で失敗する理由①経費をかけすぎる
１つ目の理由は「経費」をかけすぎるということです。
何も売った経験がないのに店舗を契約しちゃうとか
売れる見込みがない商品を大量に作っちゃうとか
準備にお金をかけてしまう方がいらっしゃいます。
今は、オンラインでビジネスができる時代です。
これを利用すると
自宅で、PC１台で、一人で
ビジネスを立ち上げることができるのです。
例えば、私はプロコーチとして
2019年から活動を始めました。
それこそ、サロンを借りようかと思ったこともありましたが、
オンラインでセッションできるため
サロンの経費をかけずに済みました。
また、広告費をかけず、
SNSやブログ、メルマガなどで
コツコツ発信することで
とてもいいお客様と会えています。
ある程度自分のビジネスが軌道に乗ってから
さらに成長するために経費を投入することも必要でしょう。
私もこれからは、いろいろな方と繋がるために
少しお金をかけることもあると思います。
それでもしっかりとリサーチして
無駄な経費はかけないようにしたいです。
50代起業で失敗する理由②ビジネスモデルが描けていない
理由の２つ目は、自分のビジネスモデルが描けていないということです。
何を仕事にしているのか？
と聞かれて、曖昧で答えられない人がいます。
こういう人は要注意です。
はい、かつての私です。
ビジネスモデルはご存知ですか？
自分の商品やサービスのクライアント
商品やサービスの強み、他との違いやチャネル、
価格設定などを明確にし、
いつ、
誰に
どういう方法で
何を提供し
いくらの売り上げ（かかる経費も計算）をたて、
ということを総合的に設計した事業の概要です。
私は、ラッキーなことに
こういうことも教えていただけたので
起業初期の失敗を失敗に終わらせず
軌道に乗せることができました。
ぎくっとした方、
一度ビジネスモデルを具体的に描くことを
おすすめします。
50代起業で失敗する理由③お客さま目線が欠けている
３つ目の理由は、
お客様目線ではなく
自分目線でビジネスを進めてしまうことです。
お客様がいなければ、ビジネスは成り立ちません。
しかし、
自分がやりたいこと、好きなことを優先しすぎて、
それがお客様にとってどんな価値になるのか？
という視点に欠けてしまう人もいます。
はい、これもかつての私なんです。
お客様は、何に困っているのか？
何をすれば幸せになれるのか？
そもそも何を望んでいるのか？
そういう目線でのビジネスを構築し
進めていくことを忘れてはなりません。
50代起業で失敗する理由④PDCAが回せない
失敗する理由の４つ目がPDCAです。
お勤めしている時も
PDCAを回すって当たり前のように言っていましたが、
起業のこれは、
もっと頻繁に回すことが大事です。
お客様の満足度を上げるため、
売り上げを上げるため、
よりわかりやすく伝えるために、
日々プランを立て、実行したら、
その結果を分析して
さらに良い状況へと改善していくのです。
ブログ記事一つとってもそうなんです。
こんな人に読んでもらう記事を書こうと
投稿した後、
それがどのくらいの人に届いているのか、
届くべき人に届けるためには
何を改善するのかを調べて、
納得いくまでリライトしています。
そういうことを面倒くさがっちゃうと
せっかくチャンスが来ても
逃してしまいます。
それが失敗につながることもあるのです。
50代起業で失敗する理由⑤マインドがぶれている
失敗する理由の５つ目はマインドです。
起業は１回チャレンジしたからといって
その結果がうまくいくとは限りません。
むしろ、
何回もチャレンジして、
その中でうまくいくパターンを見つけることが大事なのです。
だから、淡々とやるべきことを見極めて
行動に移していけるマインドが必要です。
壁にぶつかるたびに凹んでいては
手も足も止まります。
また、マインドがぶれていると
お金をいただくことにも抵抗が出てしまいます。
安価や無料のサービスはできても
お金をいただけなければ
そのサービスを続けていくことはできません。
実は、一番の要はマインドである
と言っても過言ではないのです。
50代起業で失敗しない16の対策
それでは、50代起業でも失敗しない対策を
16個紹介します。
これを知っていると、
途中でやめずに行動を挽回することもできるでしょう。
失敗しないために一番重要なのは
「続ける」ことなのです。
手を変え、品を変え、
うまくいくポイントを探りつつ
行動をし続けることなんです。
だから、一番の失敗はやめてしまうこと、
とも言われています。
そう考えると
やめないための対策とも捉えられますね。
では順不同に紹介します。
＊それぞれ詳しいことは追記します
①事前にビジネスを学んで準備をする
②メンターを見つける
③小さく始める
④経費をかけない
⑤初めに集客をする
⑥無駄なこだわりをしない
⑦お客様だったら、、と考える
⑧他責思考を捨てる
⑨できるだけ早く決断し行動する
⑩高額商品を作る
⑪ニッチな分野に絞る
⑫生活環境を整える
13根性論に頼らない
14人に頼む
15うまくいっていることを見つける
16環境を変える
意外と簡単なことばかりです。
失敗はうまくいく前に諦めてしまうことです。
成功することを信じて
正しく努力をしていきましょう
読んでくださり、ありがとうございます。
＊50代女性の起業で選ばれている職種についてはこちらにまとめていますので、お読みくださいね。
