がんばらないと価値がない?そんな不安もビリーフでした!

がんばります、がんばれ、がんばろう〜

とがんばる動詞の五段活用みたいだけど、

よく私はこの言葉を言ってしまいます。

人にもいうけど、それ以上に自分にも言っていた。

そして、それが自分を苦しめることには気づかなかった。

気づいたのは、ビリーフリセットのおかげなのです。

がんばらないと価値がないと思っていた

「がんばらない私には価値がない」

「がんばらないと私は認めてもらえない」

無意識のうちに、それが私の思考の中にしっかりと入り込んでいました。

 

このブログを書いている今は、

そんなこともあったよね、とか俯瞰できるけど、

気をつけてないとこの思いが頭をもたげてくる時もあります。

そのくらい、深く、強く染み付いているこの思考。

これがビリーフだと知ったのは

ビリーフリセットカウンセリングを2018年に学んだからです。

それまでは、

がんばらないと価値がない?それ当たり前に決まってるじゃん!

と全方位から肯定していました、この考え。笑

 

そもそも、「がんばること」、「がんばらないことと」

「私の価値」は別物だから、

それがくっつくこと自体がおかしいんですよ。

だけど、50年以上私はこの考えに縛られていたのです。

その根底には、

自分自身を信じられないことや

低く見積もってしまうことが関係しています。

そのままの私では価値がないのだ!

ということが全ての前提になってしまうと、

価値を出すためには何かをしなきゃならないのです。

その何かが、私にとっては「がんばる」ことだったんですね。

 

昭和のど真ん中に生まれてきた私の時代では、

「がんばることが素晴らしい」こととされていました。

だから、

学校でも「がんばる」子が評価され、

家庭でも「がんばる」ことを求められ、

仕事に出ても「がんばらない」人は無価値と見なされていたのです。

がんばる=私の価値

になってしまったのも無理はないかもしれませんね。

 

がんばらないと、がんばらなきゃ、の苦しいループ

がんばることが美徳で、

がんばらないと価値がないと思い込んでいた私。

だから、とにかくがんばろうとしていました。

何かうまくいかないことがあると、

「がんばり」が足りないからだと思って、

もっと「がんばらなきゃ」と自分を追い込んでいました。

「がんばろう」どころじゃなくて

「がんばらなきゃ私はダメ!」くらいの強い思いで

ひたすらがんばり続けたのが教員時代でした。

だから、必然的にやることがどんどん増え、

そのために就業時間が増え、

休日も仕事をしないと回らなくなり、

さらには、

教頭なんだからもっとがんばれ、と

これでもかとやるべきこと、やらなきゃならないことが増えていきました。

本当はね、

「がんばる」ことっていいことだって今でも思っているのです。

だけど、

「がんばる」ことに対する過剰な負荷が

「がんばらないと」「がんばらなきゃ」と

強迫観念のように人の心や身体を押しつぶしていくのですよね。

これは私には限らずに

多くのがんばっている健気な方達に言えること。

この負のループに巻き込まれると

どんなにがんばっても、まだ足りないかもしれないと思わされます。

高い高い(何がだ?それすら忘れる)基準に達するためには

もっとがんばらなきゃって思わされます。

本来の目的や自分らしさなんてどっかにいっちゃって、

ひたすら作業に追われる毎日になっていってしまいます。

これはさー、ホント辛いですよね・・・。

 

がんばらないと不安になるのもビリーフのせいだった

今でも私は「がんばりま〜す」をよく言います。

その中には

(1つ、2つくらいやろ〜)

の意味が含まれています。

負担なく「がんばる」という言葉を使っているなと思えます。

しかし、5年前であれば

「がんばります!!!」と言うと

(あれ、これ、あとあれもそれも、、まだ他にもあったな、全部やらなきゃ、ふ〜〜)

の意味でした。

全部やらなきゃ、があったから

終わらないとダメだと思っていたのです。

つまり、

がんばらないと終わらないかも、終わらなかったらヤバいじゃん!わ〜どうしよ〜〜

という心境を作り出す、スイッチのような言葉でした。

だから、がんばらないと不安になるって思っていたのです。

読者さんは、そういう思いをしたことがありますか?

私は勝手に、そういう状況を作っていたので

がんばらないと不安になるってことも感じていたのです。

そして、これも

がんばらない→全部終わらない→自分ダメ

というビリーフによるものだったのです。

自分ダメになることって不安じゃないですか。

ビリーフを簡単にいうと・・・

ここで、何回も出てくるビリーフについて簡単に説明します。

私が学んできた、

「ビリーフリセットカウンセリング講座」「ビリーフリセットリーダーズ講座」(一般社団法人ビリーフリセット協会が主催)では、

ビリーフのことを無意識のうちに刷り込まれた「人生を不自由にさせる思考」であり、

これがわからないまま何らかの事象に反応することで「何でかこうなってしまう」

という望まない現実を生み出してしまうもの、としています。

不自由で制限のある思考パターンとして現れる以外にも、

理不尽な行動パターン、自己定義や物事の定義などもある

いずれも苦しい現実を生む囚われ思考です。

 

例えば、先にあげた

「がんばらない私には価値がない」

この中には、そのままの存在の自分では価値がない、と信じ込んでいる

無価値ビリーフという自己否定コアビリーフがあると読み取れます。

がんばることで、この無価値観を感じないように行動する仕組みも

ビリーフによるものなのです。

がんばらないと価値がないと信じていた私が持っていたビリーフとは

がんばらないと価値がない、と信じていた私は

一見、「何それ?」と言われそうなビリーフを持っていました。

それは、

「ひと旗あげない私は、愛されない」

です。

これ、何だかわからないでしょ?

でも、無意識の中でこのことを強く信じ込んでいたのです。

それで、常にひと旗上げるためにがんばり続けてきたのです。

ひと旗って何さ?とも思うのですが、

私基準で言うと

・成果を出して認められる

・資格を取る

・目標を達成する

などでした。

だから、目標を立てると、それを達成するまでは猛烈にがんばったものです。

教員の時代は、生徒だけじゃなく、その保護者、同僚、管理職など

人からどう評価されるかを考えた言動が多かったと思います。

何が自分の本心かわからずに、苦しかったことも覚えています。

評価を気にするくせに、悪い評価は受け取りたくなかったので

(悪い評価=自分ダメの証ですから・・)

フィードバックが大嫌いでした。

 

そこに、「なぜ愛されない」が絡むかというと

父との思い出が関係していました。

これもビリーフリセットセッションを受けたことによって

それまで考えたこともない無意識の中にあった想いに

気づくことができたのです。

私の父は、私が小学五年生の時に亡くなりました。

前の日まで元気にお酒を飲んでいたので、

翌朝、意識がなく病院に連れていかれ、そのまま帰らぬ人になってしまった

あの1日の記憶は今でも辛い感情と共に胸の奥に残っています。

亡くなった父のそばで泣き崩れる母を見た時に、

私はなぜか

「父の代わりに家族を守る!」って決めたんです。

そして、神になった父に誓ったのです。

 

わずか10歳の女の子がですよ。

一家の大黒柱になるって決め、

その時に父が持っていたであろう

「故郷に錦を飾る」願いをもインストールしちゃったんです。

つまり、

私は父の代わりに家族を守ると同時に、

父が飾れなかった錦を「ひと旗あげる」ことで

自分の存在価値とを結びつけてしまったのです。

だから、そのビリーフを持っていると、

『ひと旗上げないと、父との約束を破ることになり、私の存在価値がなくなっちゃう』

のです。

 

元々は私は3月生まれで、

周囲の同い年の子達に比べると

かなりのんびりした性格で、同じようにできないことも多かったんです。

それが、こんな大それたビリーフを持ってしまったのですから、

相当がんばらないとダメですよね。

そこから、私はがんばらないと価値がなくなるよってことを

当たり前のように、真実のように思い込み、

それを証明するかのようにがんばり続けてきたのです。

タイトルにした「がんばらないと価値がない」は、

私のビリーフでもありますが、

同じように思う方もいらっしゃると思います。

過去の体験は違っても、同じ昭和のがんばり教(?)の教えを浴びて

生きてきた方の中には、

少なからず心当たりがおありではないかと思います。

でも、それは真実ではないのです。

ただの、不自由な思い込み、ビリーフです。

これを持っていた私も、ビリーフリセットに出会ったことで

これは真実ではない、単なる思考パターンなんだと

理解し、リセットすることができました。

だから、これは真実ではないよって自分に言い聞かせてあげてくださいね。

最後に、

現在私はライフコーチとして活動していますが、

なりたい自分へのプロセスにおいて、

このビリーフを解消していくことは重要だと痛感しています。

今後は、通常のコーチングセッションに加え、

ビリーフリセットを使ったセッション

「自分ダメ思考解体セッション(仮名)」

を提供していきたいと考えています。

そこで、今月中にお申し込みの方(先着5名さま)に限り

モニター価格でセッションを提供いたします。

方法は、zoomによるオンラインセッションです。

価格は おひとり様10.000円(100分程度)です。

コーチングセッションが、15,000円(60分)なので破格です。

申し込みページもまだなので、

こちらのお問い合わせフォームからご連絡くださいね。

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