人生2周目の意味、行き詰まりはサイン?停滞期を抜け出し本当の自分で生きる4つのヒント

先の見通しが持てない、人生が停滞している感じがする、

このままの自分でいることに不安と焦りを覚える、

理由なく息苦しい感じや、砂を噛むような無力感など

なんとかしたいんだけどどうにもできずに

ただ日だけが過ぎていくのを見ている、、

私もそんな時期を過ごして今があります。

その行き詰まりは、あなたが、

人生2周目にさしかかっているサインかもしれません。

この記事では、その行き詰まりの理由や

人生2周目を自分らしく生きるヒントをお伝えします。

あなたの、行き詰まり、低迷感のヒントになれば嬉しいです。

人生2周目が始まる人に見られる5つのサイン

長寿、高齢化が進む今、

私たちにとっても人生後半をどう生きるのかが

課題になっていますね。

60歳を還暦というように、

その後は2周目に入っていくという捉え方も

あると考えています。

40〜60代の方達は、

それぞれのタイミングでこの2周目がやってくるでしょう。

それを知らせてくれるのは次のようなサインです。

人生2周目のサイン①今までの自分が色褪せる感じ

1つ目のサインは、今までの自分が色褪せたような感覚です。

人からはうまく行っているように見られるのに

自分ではそうは感じられない。

今まで満足していたこと、仕事や趣味や人間関係を

むしろこれでいいのか?と疑問を感じたり、

急に虚しさを覚えたりするように感じます。

すーっと周囲の景色が色褪せていく、そんな感覚は

人生2周目にさしかかったサインの一つです。

人生2周目のサイン②今までの自分ではいけない感じ

2つ目のサインは、今までと同じではいけない感覚です。

これも誰かに批判されたわけでもなく、

内側から沸々とこのままではいけないんじゃないかと

恐れのようなものが湧き上がってくる感じです。

そうすると、過去の選択にも疑問が湧いたり、

今やっていることにも意欲が持てなくなったりするので、

より行き詰まりを感じるようになってしまいます。

人生2周目のサイン③理由なく停滞する感じ

3つ目のサインは低迷・停滞という感覚です。

文字通り、何かが滞っている、迷っているのですが、

何をという明確なものはないのです。

特に理由もありません。

ただ、気持ちが動かない、何かが空回りしている、

そういう感情に包まれてしまうので、

何をしても手応えを感じられず、前に進んでいないような気持ちになります。

人生2周目のサイン④本当の自分が気になる感じ

4つ目のサインは、「本当の自分」とは?

が気になることです。

今までは、社会の常識や期待に応えることで

評価を得てきたことが多かった人にとっては、

それらに合わせることに疲れ、もうこれ以上は無理

という感覚もあるかと思います。

そうなると、本当の自分は何を望んでいるのか?を

意識するようになります。

やっと、自分の心の声に耳を傾ける準備ができた

ということでもあるのです。

人生2周目のサイン⑤今までとは違うことが気になる感じ

5つ目のサインは、今までの人間関係や興味の対象に

変化が生じるということです。

例えば、仕事をがんばってきた人が、

その仕事で得られる達成感よりも、

普通の生活で得られる楽しみに価値を感じるようになる

というようなことです。

子育て、仕事の仲間から、

趣味や地域活動の仲間との関係が活発になっていく

そういうことも実は人生2周目のサインなのです。

人生2周目の意味、なぜ行き詰まりを感じる?

人生2周目は始まりです。

これから新たな人生、新たなステージに立つというのに

なぜこんなに不安や焦り、さらには行き詰まりを感じるのでしょうか。

これも、2周目に入るからこそ、感じること、

今までの生き方を見直す必要から起きる感覚なのです。

この感覚には次のような意味があります。

人生2周目の意味①人生の転換期

2周目の人生は、さまざまな経験を積み知見を得たことで

1周目よりアップデートされると考えられます。

特に、人生で重要視してきた目標が2周目では大きく変わります。

多くの人が、今までは社会での役割を果たすことに力を注いできたと思います。

その場合、社会的成功や円満な家庭、成長、発展ということが

共通の価値基準でした。

しかし、2周目は、定年、子の巣立ち、親の見取りなどを交えながら

進んでいく人生です。

成長、発展、成功、という価値基準では測れない人生なのです。

そこで新たな価値基準が生まれます。

例えば、自分らしさ、心の満足、純粋な興味などです。

今まで後回しにしてきた、本当の自分の願いに

沿った価値基準を自ら見つけることが必要です。

今まで見たことのなかった価値基準に沿って生きるのが

人生2周目なのだと言えるのです。

人生2周目の意味②古い価値を手放す時期

今感じている停滞感や行き詰まり感は、

人生の2周目をスタートさせるための

エネルギーを溜めているから

感じられるものです。

山登りを想像してください。

これから山に登るのに、

いるのかいらないのかわからないたくさんの荷物を持って行きますか?

エネルギー切れた状態で上りますか?

人生2周目も同じです。

今までの知識や経験があるからこそ、そのままだとキツいのです。

必要なものを残して一旦は手放す必要があります。

さらに、今まで頑張ってきたエネルギーでは

もう進めないこともわかっていることでしょう。

価値基準が変わるのですから、

前に進めるエネルギー、エンジンも変わるのです。

古い価値を手放しながら

新しい価値を作っている期間に

今は立っているということなのです。

人生2周目の意味③魂の成長痛

今あなたが感じている行き詰まりや苦しさは、

「魂の成長痛」なのかもしれません。

スピリチュアルな視点では、

これは魂が次の新しいステージへ移行するために、

古い殻を破ろうとしているサインと見ることができます。

さなぎが美しい蝶になる直前、

一度はドロドロの状態を経るように、

私たちも古い価値観や不要になったエネルギーを手放す過程で、

痛みや混乱を感じることがあります。

その痛みこそ、あなたが魂の望む

「本当の自分」として生まれ変わるための、

大切なプロセスなのです。

 

人生2周目を本当の自分で生きるための4つのヒント

ここまで、今感じている行き詰まりや停滞感は

人生2周目のサインであること、

それが大切な意味を持っていることを書いてきました。

今の自分は、人生2周目にさしかかっているんだなって

思えたかもしれません。

じゃあ、そんな時はどうやって過ごしたらいいのか?

人生2周目を本当の自分で生きるために大切なことを

4つ説明します。

人生2周目を生きるヒント①小さな違和感を無視しない

1つ目は、小さな違和感を無視しない、ということです。

実は残念なことに、今までの私たちは、

社会や他人の期待に応えるために、

自分の感覚を麻痺させていたと考えられます。

いちいち、なんか変!って立ち止まっていたら

物事が全く進まなくなるため、それは仕方のないことでした。

でも、これからは「自分らしさ」「本当の願い」に沿うためにも

その感覚を甦らせることが大切です。

そのために、小さなことでも「あれ?」「何?」と感じたことを

無視せずに認めてほしいのです。

ピン!ときたら、それを流すのではなく

なんだなんだ?と目を向けてみましょう。

それは直感があなたに大切なことを教えてくれているのかもしれませんよ。

人生2周目を生きるヒント②今の感情を受け入れる

2つ目のヒントは、自分の感情を感じてみるということです。

これも残念なことなのですが、

私たちは、ネガティブな感情を否定したり

感情を出し過ぎたりしないように、

感情全体を抑えて生きてきています。

でも、感情は事象が自分になんらかの意味を

伝えてくれる「アラーム」でもあります。

だから、どんな感情でも否定せずに

「そう感じているんだね」と受け止めてあげることが

とても大切です。

これは、感情的に反応することとは違います。

感じていることに気づく、認めることを

意識してみましょう。

人生2周目を生きるヒント③べき・ねばを手放す

3つ目のヒントは、「べき・ねば思考」を手放しましょうということです。

またまた残念なことですが、

私たちの多くが、「〜〜べき(べきじゃない)」

「〜〜ねば」という社会的な常識や自分独特の思い込み(ビリーフ)に

縛られて行動をしています。

これは、「本当の願い」、「自分らしさ」とは程遠いものです。

だから「べき・ねば」思考を手放して

本当の自分の願いや欲求に気づいていくことが

自分らしく生きることへのプロセスとなっていきます。

「べき・ねば」でやっていたことをやめてみる、

「したい」ことをやってみる、

これらはとてもドキドキして怖さも伴うことでしょう。

それだけにとても効果的な行動でもあるのです。

人生2周目を生きるヒント④小さな幸せに目をむける

4つ目のヒントは、小さな幸せに目をむける、です。

道端に咲いている花を見つけた時に、

温かいコーヒーを一口飲んだ時に、

お気に入りの音楽を聴いた時に、

ホッと心が和んだ経験はありませんか?

それってあなたの心を温かくする「小さな幸せ」なんです。

これは人それぞれ、

誰かと同じじゃないこともあるし

誰かに違うと言われることじゃない。

あなたが感じる「小さな幸せ」を大切にすることで

あなたが本当に大切にしたい価値に

気づくことができます。

「自分らしさ」、「本当の願い」を見つける大きなヒント

にもなるのです。

人生2周目の私が感じたゼロ地帯

私も人生が止まっちゃったような時間を

過ごしたことがあります。

まさに、2周目に入る前の凪のような時間、

それまで大事だった何もかもが色褪せて

何にもない世界で、何にもしない私で生きていました。

その時感じていたのが「ゼロ」です。

それまでやっていた仕事や活動も止まってしまい、

新しいことをやろうとしても動くことができず、

理由もわからないまま「ゼロ」の中でたゆたっていたのです。

 

 

あまりの停滞感をなんとか動かしたくて

ビリーフリセット心理学の師匠である大塚あやこさんの

セッションを受けに行きました。

その時、言われたのが、

「『しないとちゃん』が『ない』『ない』って言ってるよ。」

その言葉がずーんと私の心に響いたのです。

それまでの私は、「〜しないと」「〜しなきゃ」が行動するエンジンに

なっていました。

そういうエンジンで動いていると、

できないところやうまくいかないところに

自然と意識が向いて、

それをなんとかしようと過剰反応を起こしていたのです。

 

 

昭和世代には、理解してもらえるんじゃないかと思うのですが、

「仕事はきちんとやるべき」

「成果を出さないと認めてもらえない」

みたいな圧があって

その社会の圧(実はこれもビリーフ)に屈しないように

「ちゃんと仕事しなきゃ」

「しっかり結果を出さなきゃ」と

めちゃくちゃがんばってきたのでした。

それがぱたっと止まっちゃって、

社会の圧もどうでもよくなって、

結果も評価もお金も

ちっとも心を動かさなくなりました。

 

そのセッションのおかげで、

もう「しないと」エンジンで「ない」を探すのは嫌だ

って心の底から思っていたことに

やっと気づくことができたのです。

そして、

「しないと」ではなくて「したい」エンジンなら

いくらでも可能性があると思えたのです。

そこからは、

私の「したい」「やりたい」「好き」をヒントに

小さく行動を始めるようになりました。

そうしたら

ちょっとしたことにも感動し、

心が幸せと感じることが増えました。

それまでの価値基準がガラッと変わってしまい

戸惑うことも多いながらも

本当にやりたいことを探索している毎日に満足しています。

だから、低迷も停滞も行き詰まりも大丈夫なんです。

それが人生2周目のサインなんだと認めて

新たな価値基準と出会っていきましょう。

 

人生2周目の道が見えない、、そんな時は?

ここまで、人生2周目のサインや意味、

それを乗り越えるヒントについて書いてきました。

この悩みはあなただけではありません。

多くの人が、人生2周目に踏み出す時は

なんらかの痛みを抱えて、それを乗り越えています。

そうはいっても、実は1人では難しいこともあります。

それは、変わろうとするときに無自覚に働くブレーキがあるからです。

人生2周目に進みたくても進めない無自覚のブレーキとは?

進みたいのに進めない時は

無自覚に自分にブレーキをかけているというサインです。

このブレーキのことを、私はビリーフと呼んでいます。

ビリーフは心理学用語で、潜在意識に組み込まれ、

無自覚に働く「思い込み」のことを言います。

 

 

私の場合は

「人の期待に応えなければ、見捨てられる」

というビリーフがありました。

先述のように、

社会の圧に沿っていたのは、

このビリーフが私の常識となっていたことも1つの原因でした。

でもそれは自分では気づいていないので、

自由にしよう、やりたいようにやろうと思っても、

心のどこかでそれをすると「見捨てられる」と

「自由」や「やりたい」に禁止をかけていたのです。

そんなのがあったら、

怖くて何にもできないのは当然ですよね。

 

 

動こうと決めても知らずにブレーキがかかるので、

より停滞感や動けない焦りに拍車をかけることもあります。

でも、ビリーフは潜在意識にあるので、

自分では当たり前の感覚になっていて

それがブレーキなんだって気づくことが難しいのです。

*ビリーフが思考や行動にどう影響するのかは、こちらの記事を読むとわかりやすいです。

ビリーフシステムとは?コーチング、心理学での捉え方の違いや書き換えの可能性も!

無自覚なブレーキを外すならビリーフリセットがいい

この無自覚なブレーキを外すのは

自分一人では無理です。

ビリーフリセットを学び、認定資格を取り、

常に訓練を重ねている私は

セルフカウンセリングで緩めることはできます。

でも、その私でも自分だけでは手に負えないこともあります。

そういう時も

「自分でなんとかしなきゃ」というのはビリーフです。

だから、さっさとビリーフリセットカウンセラーの仲間に

カウンセリングをお願いしています。

無自覚なブレーキであるビリーフを外して

新しい可能性を選択するためには

ビリーフを見抜いて、

今までのプロセスを癒しながら緩めて、

自分軸を取り戻す

ビリーフリセットセッションが効果的です。

なぜなら、停滞や行き詰まりにはほとんどと言っていいほど

このビリーフがブレーキになっていることが多いからです。

 

なぜ私がビリーフリセットセッションをするのか

私は、人生2周目に入る前、初めて人生のどん底を経験しました。

何もする気力がなくなり、

抜け殻のようになった時間も経験しました。

ただし、私自身がビリーフリセット認定心理士で

どん底の意味もビリーフリセットについても

理解していたため

ゼロ地帯にいる自分を否定も責めることもせずに

受け入れることができました。

そうして、エネルギーが溜まってきた時に

師匠からビリーフリセットセッションを受け

私が生きたい道を選び歩き始めることができたのです。

人生2周目に入る前の停滞期、行き詰まりの時期のことを

ミッドライフクライシス、とも言います。

この時期は本当に辛いです。

特に、今までがんばってやってきたことがある人にとっては

自分が築いてきたこと、大事にしてきたことが

一気に失われて自分の価値がなくなるような恐れも感じます。

それを私自身が経験していることと

ビリーフリセットで救われたこと、

ビリーフリセットをするスキルがあることから、

そういう方たちにビリーフリセットセッションを体験していただきたいのです。

無彩色の世界に、光と色が戻ってきた感じ、

ガチガチの身体に空気が通ってふっとゆるんだ感じ、

それをぜひあなたにも感じてほしいと願っています。

人生2周目の行き詰まり感をお試しセッションで話してみませんか?

私が提供しているビリーフリセットセッションは、

通常は1回90分〜120分ほどお時間をいただいています。

1回だけで、すっきりとする方も多いですが、

ビリーフは根深いので回数を重ね時間をかけて

ゆるめていくことが効果的です。

そうはいっても、いきなりカウンセリングというのは

初めての方にはハードルが高いかもしれません。

そういう方のために、

30分間のお試しセッションも用意しています。

30分間ではビリーフリセットまでは難しいとは思いますが、

あなたの行き詰まりの原因やビリーフを

探求することは可能です。

一度気軽にお話を聞かせてください。

お申込はこちらです!

ビリーフリセットセッションについてもう少し詳しく知りたい方は

こちらもお読みください。

ビリーフリセットコーチングセッションのご案内

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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