継続は力なりは誰の言葉?類語や意味は?有名人のエピソードも

継続は力なり、という言葉を聞いたことはありますか?

誰が言い始めたのか?

由来もあるのか気になります。

私は、以前はこの言葉は大嫌いだったのですが

今ではそういうものだよなと納得しています。

この名言を用いた有名人も多いですよね。

そのエピソードからも

この言葉の意味を考えたいと思います。

 

継続は力なりの名言は誰の言葉?

継続は力なり、

この言葉は若い頃、先輩が口癖のように言っていた言葉でした。

その言葉につけて、色々お説教されたので、

あまり好きな言葉ではありませんでした。

それでも、教員として、コーチとして

人の目標達成や成長を支援する立場になってからは、

「継続」の大切さを痛感しているところです。

気になったので、由来を調べてみたのですが

故事成語や諺ではないようです。

なんと、住岡夜晃(すみおかやこう)という方が書いた

詩の一節から取られた、という説が有力なんだそうです。

その詩とは「讃嘆の詩(さんだんのうた)」というものです。

こちらに引用させていただきますね。

青年よ強くなれ

牛のごとく、象のごとく、強くなれ

真に強いとは、一道を生き抜くことである

性格の強さ必ずしも誇るに足らず

念願は人格を決定す 継続は力なり

真の強さは正しい念願を貫くにある

怒って腕力を振るうがごときは弱者の至れるものである

悪友の誘惑によって堕落するが如きは 弱者の標本である

青年よ強くなれ、大きくなれ

びっくりしました!!!

この住岡夜晃という人について調べたら

明治から昭和にかけて活動された宗教家とのことでした。

広島出身で、師範学校を卒業後

小学校の教員を務めたそうなんですよ。

その後、仏教を追求するにあたり

教職を追われたのだそうです。

寺院の出身ではなかったとのことなので

ご自身の信念を持って、教育や仏教に

人生をとうじた方のようです。

そういう方の詩の一文が

今でも色々な場面で引用されているというのは

とても不思議なことですね。

継続は力なりの類語はあるのか?

継続は力なり、の類語があるかも調べてみました。

この継続することが力になるという意味を持つ言葉としては、

代表的なものが3つあります。

1つ目は、「千里の道も一歩から」というものです。

これは、遠いと思える千里の道のりも、第一歩から始まるように、

どんな大きなことでも、はじめの小さな一歩から始まるという意味の言葉です。

2つ目は、「塵も積もれば山となる」というものです。

これは、塵のように、とるに足らないものでも、

時間をかけて積もっていくことで大きな山になるというように、

どんな些細な行動も、時間をかけて継続することで

やがて思わぬ大きな結果につながるという意味です。

3つ目は、「雨垂れ石を穿つ」というものです。

これは、ちっぽけな雨だれが石を打ち続けることで

石に穴を開けることもあることから、

小さな行動でも、時間をかけ続けていくことで

大きな成果を得られるという意味です。

どれも、時間をかけて、継続することで成果を得るというものですね。

とするとその反対は、

「三日坊主」とかかな?

これだけ類語があることからも、

昔から日本人は、時間をかけて継続することを大切と思ってきたことがわかりますね。

継続は力なりを座右の銘にした有名人のエピソード

継続を力なり、を座右の銘にした有名人。

たくさんいらっしゃいますよね。

最近では、朝ドラで有名になった俳優の前田公輝さんが

小学校1年生の時に先生に教えてもらって以来、

大事にして行動に生かしてきたという話をされていました。

 

イチローさんも、継続の天才と言っていい方だと思うのですが、

彼の有名な言葉があります。

それが、

「努力せずに何かできるようになる人のことを、天才というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを、天才というのなら、僕はそうだと思う」

と、いうものです。

この方の言葉には重みがありますよね。

 

そして、もう一人、

超有名なエジソンの名言もあります。

「私は今までに一度も失敗をしたことがない。うまく行かない方法を二万回発見しただけだ。」

私は、自分がうまくいかなくて挫けそうになると

この言葉を思い出しています。

成功するまで続けることの大切さを教えてくれる言葉です。

ここでは3名だけ紹介しましたが、

多くの成功した方達が、「継続が大事」とおっしゃっています。

やはり、何かしらの結果を出すためには

一度や二度、ではなくて

何度も繰り返し続けることが必須なのだなあと思います。

継続は力なりの意味を私なりに考える

継続は力なり、

先にもこの言葉は昔は嫌いだったと書きました。

しかし、今は継続せねば何にもならないと思うようになりました。

それは、教員、コーチとして人の成長や目標達成を支援するときに

行動を継続することが何よりも結果につながることを

知っているからです。

努力は才能を凌駕する、とも言います。

もちろん、早く結果が出せればそれに越したことはありませんが、

経験や実績が伴っている方が信頼は得やすいということもあります。

私なりにこの言葉については、

継続することにより、成果や結果を出すことができる、

さらには、そのプロセスで有用な経験やスキルも身についていく、

そこにも価値があると思っています。

結果と過程、それを体験して得るからこそ

自分の宝になるのではないかということです。

また、辞めない限りは継続は終わらないとも思っています。

 

 

ですから、コーチとしては、

目標達成を全力で支援していくことに加え、

そこで起きる変化も大事に受け止めるようにしています。

継続は力なり、この言葉の由来やエピソードなどを調べることで

私にとっての継続の意味を考えるきっかけとなりました。

読んでくださり、ありがとうございました。

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