教師を辞めたい、という人の声を
SNSで目にします。
子どもたちに、勉強や運動を教えて成長を見守りたい!
そんなやりがいを胸に先生になったのに、
それを最後まで叶えられないというのは
とても残念なことだろうなと思います。
私は、あとから後悔したくなかったので、
教師をやめる前にやったことがあります。
その中から3つをこの記事では紹介します。
教師を辞めたい!という人が増えている?
教師を続けるのが辛い、、
そんな声が多いと報道などでは聞きますが、
実際にはどうなんでしょう?
私が、勤務していた頃は、
「大変!」 「辛い!」
と言いつつも、
なんだかんだと皆さんお仕事に勤しんでいました。
そもそも、なりたくてなった人がほとんどなので、
周りから言うほど、
辞めたいコールが多いわけではなさそうです。
とはいえ、
私の周りにも中途で退職した方は
やっぱりいらっしゃいます。
東京都では、2022年に採用した新規職員の4.4%に当たる
108人が年度末までに退職したというデータがありました。
これは、過去10年間で最高ということです。
こちらの東洋経済さんの調査では、
600人に対する調査で、約2割が
離職の意思があることがわかりました。
働き方が多様化する今、
教員を辞めるという人が
以前よりも増えていくように思います。
参考資料↓
https://toyokeizai.net/articles/-/444534
教師を辞めて後悔した、、というのはどんな時?
教師は、とてもやりがいがあるし、
身分的にも保証された良いお仕事だと思います。
多くの教師が、安定だけでなく、
子どもに関わりたい、教えることを仕事にしたい、
成長をそばでサポートしたい、
そんな想いを描いて教師になったと思います。
だからこそ、
そんな教員という仕事を辞める時に
最も後悔することはないかというと、
「辞めたら復職できない」
ということだと思います。
私も、若い頃、
他の仕事もしてみたい、、と思ったことがありましたが、
当時は、一旦退職したら、
再度採用試験を受けないと教師にはなれなかったので、
踏み切ることができませんでした。
今は教員不足ということもあり、
非常勤講師として学級担任や主任などを務める方も
増えていることから、
必ずしも先生になれないということではありません。
正し、正規の教諭としての身分はなくなります。
そうすると、
保証されていた諸々のことや採用に関する優位性もなくなることは事実です。
教えることはできるけど、
教諭としてのメリットなどは失います。
この「失う」というのも
よく上がる後悔ですね。
なんといっても、安定した職業ですから、
この身分を失いたくないという人も多いと思います。
教師を辞めて後悔したくない私がした3つのことは?
私も、以前、教師を辞めたいなと思っても、
なかなか踏み切ることができませんでした。
それは、前の項にも書いたように、
辞めて失うものが多かったからです。
なのに、なぜ、
私は教頭にまでなりながら
教師を辞められたのか?
それは、
「後悔しない」ように
先に準備をしたからです。
後悔したくないためにやった3つのことを以下にまとめます。
教師を辞めて後悔しないためにやったこと①不安と思うことを解消する
後悔しないためにやったことで特に大事だったのが、
不安を残さないようにすることでした。
辞めたらどうなるんだろう?
辞めたら大変なことになっちゃうんじゃないか?
など、
決心する前は怖くて怖くてたまりませんでした。
不安て、目に見えないから怖いんです。
だから、私が不安と思うことを書き出して、
それを片っ端から解消していきました。
書き出した不安を
「もう大丈夫、なんでもない」って
見られた時に、
私は退職に向けて前向きに考えることができたのです。
教師を辞めて後悔しないためにやったこと②やりたいことを全てやり切った
先生はなりたくてなったお仕事でした。
そして、教頭先生になったのも
やりたいことがあったからでした。
だから、やらなきゃ後悔することを
こちらも書き出していきました。
書き出したものをじっくり見直すと、
だいた3つくらいにまとまったんですね。
だから、
それを実現するためにはどうしたらいいかを考え、
1年間の計画に入れていきました。
1年経った頃は、
やりたかったことを満足のいくレベルで
やり終えることができました。
これをしたから、すっきりと
「学校を卒業します!」
って言えたのだと思っています。
教師を辞めて後悔しないためにやったこと③長期計画で考えた
教員を辞めたい、いつ辞めたらいいんだろう?
とタイミングに悩んでいた時に、
人生の長期プランを作ってみました。
第二の人生プランなので、
50歳から100歳までです。
理想の100歳をみた時に、
ここで仕事の切り替えをしよう!
というタイミングが自ずと見えてきました。
退職することも人生プランの1つと考えると、
定年で退職しないという選択もありました。
私は、
セカンドキャリアのスタートと終焉を考えた時に、
ここで切り替えるのがいい、という年を見つけたんです。
つまり、退職はゴールでもスタートでもなくて、
残りの人生の中の一つの通過点と見たんです。
そうすると、自分を引き留めるものはありませんでした。
教師を辞めて後悔しないためにするといいことまとめ
教師を辞めて後悔したくない・・・
そう考えているということは
教師を辞めたいという心の声が出てきたってことなんです。
だから、やれることを考えて対策することで
後悔することなく
新たなステージへと向かうことができます。
何を後悔しそうなのかをご自身で把握して
対策することを強くお勧めします。
加えると、
退職しないという判断もあるかと思いますので、
ご自身にとって何が大切かを中心に考えてくださいね。
ご相談も承ります。
*教師のセカンドキャリア、いろいろ選択肢もあります!
こちらからご連絡くださいね。