セカンドキャリアの見つけ方〜未来の仕事の種は過去にある〜

セカンドキャリア、人生後半の仕事を探すとき、

過去の自分と向き合うことが大切です。

未来の種は過去にある、私の経験からもそう思います。

セカンドキャリアの見つけ方~未来の仕事の種は過去にある~

人生後半、新しい仕事、働き方を求める方は多いと思います。

それを見つける時に、

好きなこと、得意なことを中心に、

やりたいことをやっていくイメージが強いです。

あとで、私の事例もお伝えしますけど、

実際に、好きや得意を生かしてやりたいことをやっています。

だけど、それは新しく作ったものとか、考えたものというよりも、

過去にやってきたものの中から見つけた種を育てているという実感です。

私は、2018年から2021年にかけて、

セカンドキャリアのお話会を15回開催してきました。

そこに参加してくださった方の中には、

今まで自分がやってきたことに価値を見いだせていない方もいらっしゃいました。

また、今までやってないことに道を見つけたいという方もいらっしゃいました。

その方達にも丁寧に過去を見ていただいたら、

自身の強みに気づいたり、価値の再発見をされたりということがありました。

新しいことをしているようだけど、

過去の中に、その種があるのだということ、

セカンドキャリアを志す方に知っていただきたいと思っています。

 

セカンドキャリアの見つけ方で過去の棚卸が必要な理由

セカンドキャリアで何をしていくかを考える時に、

過去の棚卸をすることが必須です。

なぜそれが必要なのか、理由を3つあげます。

セカンドキャリアの見つけ方で過去の棚卸が必要な理由1:自分のスキルがわかる

一つ目は、自分のスキルの見える化です。

スキルには大きく分けて次の3つがあると言われています。

まずは対人面におけるスキルです。

コミュニケーションや人の教育、サポートなどに関するスキルが含まれます。

次はテクニックと捉えられるスキルです。

これは細かく見ていくと自分が過去に様々なスキルを組み合わせていたことにも気づけます。

例えば、ITスキル一つとっても、ソフト、ハード、プログラミング、SEOなど

多岐に渡ります。

最後に、問題解決に関するスキルです。

人やプロジェクトのマネジメント、効率化など、仕事の価値を上げるスキルのことです。

仕事をするということは、自分のスキルを使うことになります。

当たり前に使ってきたスキルだと、それが他の人にとってどんな価値があるのか

気づくことが難しいのです。

何もない、という方は、当たり前すぎて気づいていないことが多いです。

だから、人の手を借りたり、ワークを通じて分析したり、

という方法が役にたつと思います。

セカンドキャリアの見つけ方で過去の棚卸が必要な理由2:強みの活かし方がわかる

次は、強みの活かし方です。

強みというのは、個性、特性とも言い換えられます。

それをどういう場面で、どういう風に活かしてきたかを知ることも

次のキャリアを考える上で参考になります。

例えば、責任感が強く人の面倒を見るのが苦にならない人が

部下の指導や、お客様への手厚いフォローなどで力を発揮しているのならば、

教育や人の成長支援に関する仕事が向いている、と考えることができます。

好きや得意を活かすという時に、この捉え方が重要になります。

自分の強みはどこでどう使えば、成果が期待できるのか、

そのためにも棚卸をしていくことが必要になるのです。

セカンドキャリアの見つけ方で過去の棚卸が必要な理由3:お客様が見つかる

もうひとつ大切なのは、お客様発見という視点です。

私が起業したての頃は、

今までの仕事や経験の中で、なんらかの関わりがあった方が、

お客様になってくださる率が高いと感じていました。

というよりも、はじめのうちは、

全く知らない人がお客様になるということはほとんどないのです。

これは、過去に何かしら役に立つことをしてきた、

あるいは、信頼関係を作ってきたことが前提です。

それまでに何をしてきたのか、どういう風にしてきたのか、

それを見ている人が、新たな仕事においても、

お客様、あるいはサポーターという形で関わってくださることがあるのです。

逆からいうと、もし新しいサービスを作った時に、

これが役立つだろうなって知り合いがいたら、

その人に紹介したら購入してくださる確率も高いです。

一緒に仕事をするということも考えられます。

人脈も過去の棚卸の中から見つかるものです。

セカンドキャリアの見つけ方 みこりんの場合

私のセカンドキャリアも過去に向き合うことから見つけてきました。

本当は、学校を辞めたばかりの時は、

新しいことを学んでそれを仕事にするつもりでした。

カフェをやりたい、と言って

コンサルタントさんを驚かせたこともあります。笑

しかし、現在私のお仕事になっているのは、

・コーチ

・コーチ育成

・ブログコンサルタント

・フリーランスティーチャー

などです。

コーチングは退職後に学び直しましたが、

現役時代も学んでいますし、

子供たちや保護者との関わりに生かしてきました。

教務主任、教頭時代は、若い先生を育てることにも情熱を感じ、取り組んだものです。

もともと教員なので教えることが好きで得意ということからも

コーチ育成は自然な道だったのかなあと思うところです。

ブログも初期のアメブロから数えると

9年くらい続いています。

フリーランスティーチャーは、

教育委員会の友人の紹介で勤めることになりました。

つまりは、私の過去の経験と人脈が現在のキャリアを作っているのです。

今までのスキルや経験をそのまま続けるのでもなく、

大きく変えるのでもなく、

組み合わせ方を変え、新たなものも加え、スライドしつつ変えてきているという状況です。

ゼロからでもできるよ、と私が他の方達に言えるのは、

自分もゼロから棚卸をしてちゃんと見つかったからなんですよ。

セカンドキャリアの見つけ方、

未来の仕事の種は過去にあります。

自分の過去を大事に、丁寧に見ていくと、きっと種が見つかります。

50年も生きてきて、何もないって人はいません。

仕事は家の中にもありますから。

一人で見つけられないなって方はいつでも相談してくださいね。

棚卸しから新しい種探しもコーチングセッションの中でできますよ。

読んでくださりありがとうございました。

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