50代からの自分ビジネスの可能性を4人の起業家にインタビューしました!

50代から起業って

難しいと思われがちですが

実は新しく起業する人の割合では

50代からが多いのです。

私も、50代になってから

えいやっと学校を退職して起業しました。

それでも、私は

ロールモデルとなる人がいなかったので

いろいろ苦労しました、、、(^^;;

だけど、今は

私の周りには50代の起業家が

わんさかいらっしゃいます。

だから、そういうお友達に声をかけて

「50代からの自分ビジネスの可能性」というテーマで

コラボライブをさせていただきました。

ここでは、そのライブにご登壇いただいた4人の方の50代からの自分ビジネスについて

まとめて紹介させていただきますね。

50代から大好きなことで起業した竹中亜矢さん

初日は、おもてなしDsignerの竹中亜矢さん

自宅に1000枚も食器があるという話を聞き、

ぜひ話していただきたいと思ってライブをしました。

25年やった会社員を早期退職、でもすぐに起業をしたわけではなかったということ。

大好きなテーブルコーディネートやおもてなしを仕事にしたかったけど、

自分じゃダメなんじゃないかなと思いもあり

すぐには動き出せなかったのだそうです。

その転機となったのは

松村有里さんのポジティブ心理学を学んだことと

鈴木実歩さんからビジネスを学んだことで

勇気を出して起業に踏み出したということでした。

おもてなしって私にとってはハードルが高く感じていたのですが

手軽にできる方法があるのだそうです。

それが、あるものや、紙ナプキンや安い布などを使ったり、

色でイメージを作ったりと

手を抜けるところは手を抜いていいということでした。

大事なのは、テーブルに集まった人たちとの記憶を作ること。

その気軽なイメージだと苦手意識なくできそうですね。

おもてなしを通して

人とのご縁を紡ぎ、記憶に残る楽しい時間を過ごすことが

大事だという言葉に深く頷いてしまいました。

亜矢さんは、この1年間で大きな変化を遂げられました。

それまでは、

講座をやっても無料だったり安価だったり。

1000円では20人集まった講座の価格を

3000円になると7割に減ったそう。

そこから、日本最大の朝活サロン「めざチア」のご出演を決め、

今はそこからビジネスの拡大もめざし

どんどん進化する様子が感じられました。

「チャレンジを楽しむ」こと

最後に、そうおっしゃった亜矢さんの

50歳とは思えぬ、少女の瞳が印象的でした。

動画はこちら




 

対談を終えて私が思ったことは、、

自分の好きなこと、得意なことを、どう表現したら

相手に喜ばれるのかを考えて

惜しみなく提供していくことの大切さです。

亜矢さんのテーブルコーディネートは、

おもてなしの場面でお客さまに喜んでもらえる

体験をプレゼントしています。

自分の好きなこと、得意なことでビジネスを考えている方は

それをどう提供したら喜ばれるのかを

工夫するといいですね。

50代になりビジネスの可能性を広げている田中みずえさん

2日目は使命をビジネスにする専門家の田中みずえさんでした。

私がまず驚いたのは、

みずえさんは長年夫さんの海外転勤に随行していた間に、

発信や仕事を通じて「世界三大駐妻」の一人と

数えられていたということです。

そんな有名人に来ていただいちゃった、、ということで

かなり深ぼったお話まで聞かせていただきました。

まずビジネスのきっかけは

の質問に、

私は「流れに乗っちゃった」だけなんですと、

今ではセールスも告知もしないのに

口コミと紹介だけで仕事が回っているそうです。

そんなみずえさんのきっかけは「お料理」。

お料理教室をしたいと思ってとった資格で

バンコクでセミナーをすることになったそうです。

人前で話すのが苦手だったのに、

順番で話さなきゃならず、やってみたら

「私できるじゃん!」に変わっていった。

当時書いていたブログが有名になり、

お仕事の依頼も来るようになったんですって。

どうせやるならとことんやりたい!と

お料理教室に通い資格をとる

お子さんのために日本の食文化を伝えたい

とその内容を広報誌に連載する

と大活躍

そこから「世界三大中妻」の名を誇るようになったのだそうです。

みずえさんは、

依頼が来ると、どんな仕事でも断らないで全力で取り組んだそうです。

お料理の仕事からコーチになったのは

お子さんの大反抗期がきっかけだったということ。

日本に帰ることを想定して、受験をがんばらせたのに、

日本に帰らずシンガポールへ赴任することになってしまったそうで、

一時期荒れることがあったそうです。

そこで、それを自分の関わり方に問題があったのではないかと

脳と心の学び(NLP)を始めたのです。

学んだことを生かして、講座もするようになり、

マインド系コーチが今のお仕事になられたのですが、

それは家族のためから始まっているということに

心が熱くなりました。

ご自身が悩んで解決したことを人に伝えていったら、

人が口コミで集まり、自分もそれを教えられるようになりたいと言われ、

どんどん仕事が拡大していったそうです。

全力でやっていたことにファンがついていったのですね。

みずえさんのお客様は、

お支払いした金額以上の価値を必ず提供してくれると

厚い信頼を寄せているとのことで、

これはうまくいくビジネスの秘訣の1つではないかということです。

みずえさんの使命は、「使命を生きる人を作るのが使命」だそうです。

みんながいいと思うことに、自分を押し込むからうまくいかない、だから、

それぞれ一人一人違う個性を活かした生き方をしてほしいという願いがあるのだそうです。

動画はこちら




 

対談を終えて私が思ったことは、、

誰かのために、求められていることに全力投球すること

その姿が信頼に変わり、ビジネスが循環していくということです。

また、みずえさんが教えたことを他の人も実践し

幸せな人を増やしていくというのも

私の理想に近いと感じました。

みずえさんが、ビジネスを作ってきたプロセスは

誰にとっても参考になると思います。

私も、ちゃんと価値提供できているかな?

我が身を振り返り、がんばろうと思いました。

50代で再起業!?あるものからの自分ビジネスを支援する桑子和佳絵さん

3日目は、50代よりもずっと前に起業はしていたものの

対象を法人から個人へと変え、

サービスの形を変えてきた才能アナリストの桑子和佳絵さんです。

わっこさんのサービスは

唯一無二の素質や才能を活かせて、自信と確信に溢れた

人生を送っていただくことがテーマです。

とはいえ、自分の素質や才能って気づいていないことが多い、

だから、統計心理学やエゴグラムなどの診断ツールを使って

その人の才能が見えるものにしてお渡ししているそうです。

自分を発見する過程は謎解きにも似ているというですが、

それが見つかると確信ができる。

人は、ついついないものや修正していくものに目を向けて

責めてしまいがちだけど、

本当は素晴らしい才能を持っている、あるところに目を向けていくと

それが自信になっていくのだそうです。

あることは当たり前すぎて、自分では気づきづらいですよね。

それを見出して、どう使っていくかがわかると

自信を持って行動することができそうです。

あるは気づくだけじゃダメで、それを定着することが大事で

そのためにあるを装着して生活してもらうと

それが本当にあると確信し変われるという話に

深い話だなあと感動しました。

わっこさんの起業のきっかけは、

若い頃に、社内起業のプロジェクトができた時でした。

そのベンチャーの中で一緒に仕事をしている人たちは

どんなに夜遅くまで働いていても

次の日にはまた楽しそうに仕事に来ていて

そういう姿にだんだん影響されていったみたいですね。

そんな時、ある先輩からのお話がわっこさんの目を

大きく開かせることになったんです。

居酒屋で一緒に食事していた大企業の社長さんが、

箸をパカっと開いて見せ、

A君は、何かやろう、変わろうと言いながらそのままの人生を続けていって、

B君は、何かやろうと言って何かをして色々行動して進んでいった、

それがこの差なんだよって話した時に、

これは私かも!!と衝撃が走ったのだそうです。

つまり、起業のきっかけは居酒屋の箸

スタートは同じでも、コツコツやっている人と

いつかいつかと言っている人の間には

とてつもない差ができてしまうというお話に

私も衝撃を受け、大きな声が出てしまいました。

とはいえ、コツコツが大事だと思っていても

できない人が多いですよね。

それはどんな違いがあるのかを聞いてみたら

「小さな自己信頼」とわっこさんの生育歴を交えて

「自己信頼」の大切さを伝えてくださいました。

わっこさんのお母さまは、

わっこさんに小さな頃から「ない」「いらない」という言葉を

浴びせ続けてきたのだそうです。

しかし、そんな体験から自分のあるを見つけ自己肯定感を育んできたわっこさんだからこそ、

自己信頼を積み重ねることで、自分のあるを認めて生きていけるようになると

確信していらっしゃるのだなと感じました。

そして、現在はそれを幼児教育関係者やお母さん対象に伝えているそうです。

お母さん、教育者が自己信頼・自己肯定感が低いと

お子さんの「ある」に気づけないし、伸ばしてあげることが難しいです。

だからこそ、大人が「ある」に目を向けてお子さんに声をかけ続けていけば

その子の可能性はどこまで伸びるのだろうという期待も胸に湧きました。

そんなわっこさん、起業の過程でつまづいたことがあったということ。

その原因が「ある」を使いきれていなかったこと。

そこから、才能をどう活かすかの再構築を行い、

ビジネスがうまく進んでいったということでした。

動画はこちら




 

対談を終えて私が思ったことは、、

元々の人は才能や素質の塊であること。

だけど、ない方に目を向けられる経験が長く続いたことにより

その「ある」に気づけていない人は多いということ。

そこに気づき、どう使うのか、どう組み合わせるのか

ということが腑に落ちると

人生は確信に満ち、生き生きと自分の才能を生かしていけるのだなということでした。

始まりが居酒屋の箸というのも驚きましたが、

その出会いがあったからこそ

コツコツ進み、人生を変えることができたのだなあと思いました。

50代でフリーランス、起業へとコンテンツを生かした綛谷久美さん

最終日は、元編集長でコンテンツプロデューサーの綛谷久美さんです。

久美さんの言語化力は惚れ惚れするくらい

とてもロジカルにわかりやすい表現なんです。

この対談でも、まずはコンテンツプロデューサーという肩書きについても

かなり詳しく説明をいただきました。

セカンドキャリアにコンテンツがどう関係するのか?

という質問に対し、

生きていること、経験全てがコンテンツになるというお答え。

自分なりのノウハウ、マイルールが他者と比べて

独自性があり、人の役にたつもので、それをかけ合わせて

商品やサービスが作られるのですね。

そこで市場のニーズも非常に大事、

今なら何?と聞いてみたら「マスク」という答え。

で、「マスク」だけで話が盛り上がってしまうくらい、

ニーズがあるってことなんだなと思いました。

久美さんは、出版業界で長く仕事をされてきたので、

フリーランスで働く方も多くみてきたし

一緒に仕事をされてきました。

だから、その会社を辞めて

依頼する側から仕事を受ける側に回ったという印象があったそうです。

とはいえ、仕事を辞めて新たに自分でサービスを立ち上げた

という点からは起業の転機は気になります。

久美さんの場合は一緒に仕事をしていた若い人が作りたい本を出してきた時に、

自分はもう第一線でできないと思ったそうなんです。

もう一つは、家族の自立ということもあったそうです。

これから自分だけのために働こうと思った時に

「仕事を作ろう」と決めたのだそうです。

50代からの起業はハードルも低いよね

という点は私も同意見!

そうして、久美さんは

コンテンツビジネスへと舵を切ったそうです。

つまりは、

人が持っているコンテンツの中でビジネスのタネを見つけ

それを作れるように支援するプロデユーサーをいうお仕事。

そのコンテンツをどう気づくのかというと

「人に聞く」という答えをいただきました。

自分のことは自分ではわかりづらいです。

だからこそ、専門家や他者の力を借りて

自分にできること、自分を活かしたコンテンツをビジネスにしていけるといいねと

ここも話が一致したところです。

久美さんの出版業界でのご経験は、

本当に他の人を活かせるノウハウの賜物だなあと感じました。

動画はこちら




 

対談を終えて私が思ったことは、、

50代からの自分ビジネスは

心配しているよりはハードルは低いということです。

ただし、自分ではわからないところがあるから

それがなんなのか?

それをどうしたら価値として提供できるようになるのか?

という点は、他者の力を借りることが

1番の近道だと思います。

心配して前に進めない人は

すでに起業している人の話を聞くのが一番いいですね。

そして、自分の経験に自信を持って

誰かへ価値提供していけるといいなとも思いました。

50代で教頭を辞めて起業した私はというと・・・

最後に、かくいう私は

50代で小学校の教頭を早期退職し、

起業の道へ進みました。

学校での仕事は、ビジネスとは正反対です。

だから、自分が何ができるのかもそうですが、

どうやったらビジネスができるのかも

全くわからず、手探りで悩みながらの毎日でした。

それでも、時間と場所の自由を手に入れたことは大きいと

決意した自分を褒めたいと思っています。

ビジネス感覚ゼロでセカンドキャリアを模索していた時に

やっておいて良かったことが3つあります。

1つめは、学ぶことです。

自分が学びたいことに時間をお金を投入して、1年目はとにかくいろいろなことを学びました。

2つめは、コーチやカウンセラーのセッションを受けたことです。

コーチングは、目標を達成するための行動をサポートしてくれます。

私も、自分のコーチに色々相談しながら、一つ一つやることを決め

行動を続けることができました。

カウンセリングでは、私にブレーキがかかる理由を知り、

過去の傷つきを癒すことで、自分らしく振る舞えるようになっていきました。

3つめは、ブログを書いていたことです。

今から見ると、なんじゃこりゃと思うことも多いですが、ブログを書き続けることで

自分の定点を確認し、人とのつながりを作ることができたと思っています。

50代からの自分ビジネスにもこれらのことが役立ちました。

起業してからは、起業している人と一緒にいる大切さも

体験しました。

やっぱり、やってみてわかることは多いと思います。

経験が価値となり、新たな経験を生むところが

自分ビジネスの面白いところだなと

今回の対談ライブではその人それぞれのエピソードが

ビジネスに個性を与えていると感じたところです。

良かったら、リンクの動画も見てみてくださいね。

そして、50代からのセカンドキャリア、マイビジネスをやりたい!

という方は私にもお手伝いできることがありますので

声をかけてくださいね。

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それでは、お読みくださりありがとうございました。

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